梅雨明け登山

8月1日(土)の未明は、確か雨が降っていたはずだ。朝起きて外を見ると悪くない天気。テレビは関東甲信越地方の梅雨明けを告げていた。お昼前は青空が広がっていた。

 

僕は前日に天気予報を確認していなかった。梅雨明けは8月上旬とテレビでは云っていたので、いきなり8月に入ってすぐに梅雨明けとは、思いもしなかった。

 

梅雨が明けて休日になったら、山へ登ろうと、ひそかに思っていた。いつもそうだが、山だけでなく(遊びで行く)海外も、家人も含め他人に事前に伝えておくと不自然なプレッシャーが自分にかかるからだ。「あら、まだ行かなかったの?」とか、「○○○はどうでしたか?」という会話も、僕にとってはよろしくないからだ。

 

そういうわけ(?)で、1日は僕としては不覚を取った。それで「今日は庭(といっても坪庭以下の猫の額ほどの広さ)の草むしりをやる。明日は山登りだ!」と、とりあえず声を出しておいた。

 

2日の朝も外は絶好の青空。朝飯もひとりで済ませ、5時台の電車に乗って出かけた。

 

目的地は前から決めていた。

 

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毎朝、工房に向かうときに正面に見えるこの山だ!いいカタチの山だなあと思っていつも見ていたが、名前はわからなかった。調べて分かったのだが大岳山で、以前孫たちと行った御岳山から往復5時間程度の山らしい。初心者も大丈夫ということだった。

 

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ケーブルカーで降りたところにあるこの看板は、よくない!

 

この案内図を信じて「御岳山から北北東に大岳山」と思い込んでしまった。事前に地図を見てきたのだが、この看板を見たことで僕は錯乱した。なんだか変だと思っていた。(今わかったのだが、南北が逆さまになっているのだ!)

 

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大きなやまゆりの花があちこちに。遠目には美しいが、こうやってアップにすると毒々しい、と思うのは僕だけだろうか?

 

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ケーブルカーをおりて、1.7卉賄澄D恒が続いていたので登山道はぬかるむし、岩も滑りやすい。3.6劼琉汰乾魁璽垢鯀択。

 

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苔も多く普段でも滑りやすそう。

 

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割り箸を忘れてきたので、木の枝で作る。箸民族は楽だね〜。

 

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雨こそ降らないが、頂上の視界は全くダメ。ここから東京を眺めるつもりだった。

 

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ここからは神社も近い。屋根の苔がとても美しい。

 

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神社の下はお土産店が並ぶ門前町状態だ。

 

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神代欅というが、樹齢は推定600年。江戸幕府が開かれたことに生まれたようだ。

 

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下山するまでずっと曇り空で、やっと東京が見えた。

 

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9時半にケーブカーの上の駅を出て、戻ったのは14時半ころ。ちょうど5時間だが、この間に頂上で30分ほどの昼食タイムを取ったが、他は水分補給のために立ち止まることはあっても、休憩なしで約2万歩だった。

 

高低差がなかったので、特別に疲れたわけではなかったが、やはり、この間、ジムも行けなかったので運動不足を感じた。いや、寄る歳のせいかも?

 

いずれにしろ、自分の体と(心に)向き合う機会がなかったことに気付けたのは良かった。

 

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ここが上下の車両がすれ違うポイントである。下方にケーブルが見えなくなる地点だ。

 

 

 

 

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寝床の本箱

僕は小さいころから、本はほどんど寝転がって読んできました。できれば寝転がって勉強もしたいと思っていましたが、それは当然ですが、学校では許されなかった。

 

2階の部屋に本棚もあり、そこには残しておくべき本だけを収納しています。今、読みたい本はいつも寝床の近くに置いています。

 

現在、住んでる家ですが、(全体的に狭いのですが)布団を敷く部屋はとても狭く、この整理ダンスの前に本を平積みしているので、タンスの引き出しを出すたびに「本が邪魔になる!」と、いつもカミさんの文句を聞いていました。本棚を置くスペースがないので、いつもどうしたらいいかと考えて(やや悩んで)いましたが、いいアイディアが出なく、僕も困っていました。

 

ところが、ある日パッと閃きました。

 

休日に材料を買い、工房で昼休みに材料をカットし、1個30分で作成。ですから2日で完成。

 

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板の厚さはともに20弌幅は90弌丙検砲140弌扮Α法

 

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出来上がりのサイズは、幅600弌ちなみに整理ダンスは1200佗です。

 

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上は新書が入る高さ(内寸175弌砲法下は内寸を200个砲靴燭蕁△なりの本が収納できました。

 

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簡単に動かせますし、下のように90度回転して積み上げることもできます。

 

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こうやって見ると、雑多な本ばかり読んでいることがよくわかりますね。今は、勉強のために読む本はほとんどありません。面白そうと思うものばかりで、文字通り楽しみの読書です。

 

何度も読み直す本も置いていますが、だいたいこの辺りの本は読み終えると(ごく一部は2階の本棚に残るのもありますが)、リュックに詰め込み、ブックオフに持っていきます。しばらくすると、そのうちまたこのくらい溜まります。年に2回転くらい(200冊くらいか)でしょうか。

 

最近は夜はすぐ眠くなるので、朝早く(暗いころから)から読んでいます。

 

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師匠の秋岡芳夫さん直筆の書が、いつも見えるところにあります。タンスの上も、これまた雑多のものですね。好きなものが勝手に並んでいます。孫も好きなのがあるようで、勝手に位置が変わります。

 

 

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二つの新書

僕が「バリアフリーをつくる(岩波新書)」を出したのは、1998年のことだ。それから7年後(2005年)、「みんなでつくるバリアフリー」が岩波ジュニア新書として出版された。このタイトルは前著の最後の章のタイトルだ。

 

ジュニア新書に変わったものの、内容的にも前著の続編である。編集者の森光実さんが新書からジュニア新書に移動したというのが理由と伺った。

 

その「みんなでつくるバリアフリー」の中で、4章は「街では動きやすくなっているか」で、車椅子の話から始まり、電動車椅子、そしてその車椅子のままで乗り込み、そのまま運転できる自動車の例を示し、国産のメーカーの新しい取り組みとして、トヨタのラウム開発の話を書いた。

 

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ラウム開発の5年前(1992年)に「ドリーム21」というトヨタの開発部署を横串にした若い技術者の皆様との出会いがあり、それを率いていた北川尚人さんの印象が強く残っていた。

 

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それから15年後、その北川さんが「トヨタ チーフエンジニアの仕事」という本を「講談社+α新書」で出された。

 

実は一昨年、「僕の履歴書 あるトヨタエンジニアの物語」を上梓され、僕にも贈ってくださり、僕は「もっと仕事の内容を知りたいので、次をお願いします」と北川さんに伝えたところ、実はその企画はあるとのことだったので、僕は期待した。それが今このような形になって僕の手にあることは、まさしく僥倖だ。

 

トヨタという巨大な企業で実際にラウムというこれまでにないコンセプトの車を世に出すことができた背景を(今だからこそ)もっと聞きたいと思ったこと、そして僕自身が(ホントは)高校時代はカーデザイナーになりたかった(でも美大入学後すぐに挫折)というのがあり、車の開発の実態を深く知りたかったからでもある。

 

これまでトヨタ生産方式(TPS)は「かんばん方式」で有名で、いいものを安く上手に作る仕組みを、多くのメーカーは学んだはずで、もちろんそれは大事で、大いに役立ち日本の技術大国を確固としただろうが、その「いいもの」を誰がどうやって考案したかについては、僕らは知らなかった。

 

それが明らかになったのだ。チーフエンジニアの存在とその役割が、この本によって公開された。それは(一昔前なら)企業秘密、まさしくトップシークレットだったと思うが、それを北川さんは明らかにしてくれた。

 

この本は「トヨタの秘密」の暴露ではなく、「トヨタの強み」を世に知らしめるプロパガンダと言える。そして、それは多くのメーカーが学ぶべき内容で「人の役立つモノづくりの秘訣」が余すことなく開示してある。

 

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僕が共感したのは「人がやったことがないこと」に面白がって挑戦するという気概と、その内側にある「人へのさりげないおもいやり」を実践されてきたことである。

 

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それが世界に通用したという仕事の実績とともに、それがこのような形(書籍)になったことに、僕は深い感銘を受け、大きな拍手を送ります。

 

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国語の教科書(課題図書)

時々入試の問題になったり、ドリルというのか問題集に採用され、そのたびに(わずかな)謝礼を頂く。

 

国語の教科書に掲載されているとか課題図書になっているよ、という話を聞いたりするが、実際にそれを確認したことはなかった。出版社からは何も連絡はない(と思う)。

 

工房のメンバーの娘さんが「発見したよ!」とおしえてくれ、(その母親が)持ってきて見せてくれた。中学2年生の国語の教科書である。

 

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「読んでみよう」とタイトルがついているので、これが「課題図書」ということになるのだろう。で、試験問題に採用される、ということなんだ、ということが、初めて分かった。

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初代クッションチェア

7月6日(月)の朝日新聞にこんな記事が出ていて、中身もさることながら、この写真に驚き、そして喜んだ。

 

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1988年に諫早(長崎県)に開設した無限工房で最初に製品化したクッションチェアである。この少年の生活を支えていることがよくわかる。

 

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この小学生が使っているのが初代モデルで、確か1990年ころ(30年ほど前)に発売開始。それからあと何年かで21世紀とというころにモデルチェンジしたのが「クッションチェア21」。その後「クッションチェアα(アルファ)」とモデルチェンジし、今はシーズに引き継がれ、新しいモデルになっている。 http://www.seeds-seating.com/products/

 

この小学生は今は29歳(の社長)ということなので、20年ほど前の写真と思われる。このクッションチェアはMサイズ(4サイズ展開で下から2番目の大きさ=サイドの赤いラインでわかる)なので、それより数年前から使われていたのかと思われる。

 

 

カテゴリ:- | 17:15 | - | - | -
正社員募集中

正社員を募集しています。

 

詳しくは、下をクリックしてください。

https://www.e-aidem.com/aps/list.htm?district_id=13207&free_word=%E3%81%A7%E3%81%8F%E5%B7%A5%E6%88%BF&region_id=01&max_view=50

 

最近また仕事が増えてきて、この春には新人を募集したかったのですが、この100年に一度ともいわれる世界中を巻き込んだ大災害で、この仕事のこれからの成り行きがわからなかったので見合わせていました。

 

病院や施設の対応は少し変わりましたが、うちの仕事は変わらずに継続できるようです。面白くて、やりがいがあり確実に喜ばれる仕事です。

 

本日は、でく工房の創立記念日です。1974年7月1日にスタートしました。今日から47年目に突入しました。

 

僕もいろいろありましたが、原点となる職場で、今も楽しく元気にモノづくりに取り組めることにおおいに感謝しています。25歳の青年も今では立派(?)な・・・・である。

 

これまでに僕だけでも、数千台の座位保持装置や車椅子を個別注文で製作してきました。そのごく一部をこの数年の仕事の中からご紹介します。

 

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寝たきり状態から少しずつ起きるための椅子(座位保持装置)。

 

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上は、足の指を使って絵を描く方のための回転座椅子。

 

下は、「レポ・シリーズ」でベビーから大人までの椅子で、量産モデルです。

 

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カテゴリ:- | 16:31 | - | - | -
テラスの拡張工事

実は、この前のゴールデンウィーク+コロナ休暇を利用して、テラスの拡張工事をやりたいと思っていましたが、その時はどういうわけかわかりませんが、そういう気持ちにならず、ひたすら近所の自然公園やその辺りを歩いていました。

 

しかしながら、そのことには、ずっと気になっており、時折メジャーを出し寸法を測ったりして、購入すべき木材や屋根材を検討していました。簡単な見取り図も描いて、寸法を記入したりして楽しんでいました。

 

そこで、先週から工事にかかりました。

 

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この柱を抜くのにも、しばらくじっと考えましたよ。

 

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左が今回の新しい基礎です。

 

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ほとんど寸法は気にせず、水準器を頼りに現物合わせです。とても気分のいい作業です。現物合わせは楽しい!

 

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この壁側に防水の波板を張るのには少し考えました。壁側からは釘もネジも打てません。

 

蚊がすごいので、絶えず蚊取り線香のお世話になっていました。

 

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21日に水溶性の防腐剤を塗って、ひとまず終了。ここまでで1日半。

 

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昨日、棚を作って終わりました。

が、強い雨が降ると漏れることもわかり、その対策は次の楽しみとしています。

カテゴリ:- | 21:17 | - | - | -
他人の空に 番外編

世界には自分にそっくりの人が2人は居るという。3人並べると、きっと面白いはずだが、きわめて困難。

 

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、僕はライフワークとして、そっくりさんを二人並べて、撮影するということを30年くらい続けてきているが、一年に一組ゲットできればいいほうで、なかなかコレクションが増えない。

 

ご存じでない方は、このブログの右肩の検索欄に「他人の空に」と入れてみてください。

 

数日前に大学時代からの友人が、電話でいきなり「昨日、都心に出かけなかった?」というので、何のことかと思ったら「テレビで見かけたよ」と言って動画が送られてきた。

 

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確かによく似ている。特に眉だ。音声も入っていたが、僕のしゃべり方に似ていた。

 

下は僕です。写真を合成しマスクをつけて、これも送ってくれた。

 

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マスクを外すと、果たして似ているのだろうか?

 

 

 

カテゴリ:- | 18:15 | - | - | -
工房で見かける猫たち

いつの間にか何匹かの猫が近づくようになり、だんだん居つくようになってきた。通りかかる近所の人が餌をやったり、子どもたちが遊んでいくこともある。それは、ほほえましく平和な光景である。

 

工房の猫ではない。決して餌はあげないようにと工房のルールにしている。

 

いわゆる地域猫だ。猫がそこらにいることは悪くはないが、勝手に工房に入ってこられると困る。

 

以前、工房の倉庫の中に入っているのに気づかず、そのまま鍵を閉めて帰ったことが、連休が明けて分かった。中においてある納品前の車椅子や座位保持椅子のクッションに毛がついていたり、工房の隅が匂ったりで、後始末が大変だった。

 

もちろん猫も大変だったようだが、こちらは毛の付いたクッションをすべて作り直さないといけなくて大変な損害だった。もちろん保険は掛けていなかった。今はすべてビニールカバーを掛けている。

 

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もちろん、倉庫はいつも猫対策で必ずドアは閉めるようにしているが、この入り口は、コロナ対応で風通しを良くするためエアコンを入れても、ドアを開けっぱなしにしている。すると知らない間に、すっと侵入する奴がいる。

 

それで、昨日からこのようなバリケードが設置された。

 

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入りたさそうにこちらを見ているのが「ひょっこりさん」。ある日、ひょっこり現れ、その後しばらく顔を見せなかったが、また忘れたころに、ひょっこりやってくるので、工房の人たちは「ひょっこりさん」と命名。

 

ところが最近は、いつもいるようなので、僕は彼(らしい)を「じょうちゅうさん」と改名した。

 

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この後ろ姿は、「こまったちゃん」。これが今では一番ながい。

 

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いつも困った顔をしているので、僕が名付けた。つい最近亡くなった「わさお」にあやかって、「わさこ」はどうかと提案したが、すげなく却下。やっぱり「こまったちゃん」である。

 

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裏の扉の向こうで網戸越しにこちらを覗いているのは「ワンレン」。

 

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それぞれテリトリーが決まっている。これに時々ほかの猫も混じるので、大騒ぎになるときもある。

 

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梅雨を迎える季節

まだ寒い2月ころ(まだ冬でしたね)から、この騒ぎが始まり、お花見のシーズンは文字通り戦々恐々。今はさわやかな日もあり、そろそろ南のほうから梅雨入りのニュース。

 

季節は確実に移ろっていますが、その移ろいを感じて語り合う前に、昨日の感染者数が話題になり、その対策に頭がめぐらされています。今まさに「新コロナの時代(あるいは時期)」と呼ばれることになる時期の真っ最中に僕らはいるわけです。地域によっては異なる感覚かもしれませんが…。

 

我が家の玄関の一坪にも満たないくらいで庭とも呼べないスペースですが、はっきりと季節を目に見えるものにしてくれます。「よし、今日も一日…!」と元気にしてくれます。

 

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おなじみのドクダミ。「朝まだき ましろき十字 なにおもう」・・・オソマツ

 

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この八重のドクダミは前に住んでいたの家の庭から鉢に入れて持ってきたもの。これで3度目の開花かな。

 

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このあじさいは、たしか数年前の母の日に、カミさんが娘たちからもらった鉢植え。

 

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確実に季節は廻っている。

 

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