表銀座縦走 その5
2017.07.22 Saturday | by 光野有次
大天荘を6時ころ出発。昨日、ぶよみたいな小さな虫に顔や耳をさされる。耳は倍に膨れ上がるというと大げさだが、夜中、熱を帯びて1.3倍くらいになり、ミミガーにすればおいしいだろうなという勝手な妄想を楽しむ。そして、ここからの道のりでは、さらに小さな虫が増え、僕の顔にまとわりつく。アルコールのにおいが残っているのだろうか?
そこで、このほうかぶりをやってみた。効果てきめん。昨日思いつけば、被害にあわずに済んだかもしれない、いずれにしろ、耳のまわりにまとらりつく不快さからは免れることができた。人間の知恵の勝利だ!
槍ヶ岳への稜線ルートが見えてきた。
しゃくなげ?
お花畑は百花繚乱。今が見ごろだろう。
水俣乗越、ここが有名な分岐点。僕が折ったわけではない。槍ヶ岳まで、4.5キロの地点だ。ここから5時間ほどかかっている。
3段もある長いはしご。20メートル以上の落差か?
最後の30分は強い風雨のなかを歩く。そして夕食。昨日と似てるな〜。
夕食前に並んでいたら、すぐ前で聞き覚えのある話し声が。食事もすぐまえだったので「佐世保の方でしょう?」と声掛けたら、二人はおどろき「なんでわかったとですか?」。
中央の男性は僕と同じ年で、佐世保造船(ssk)に長年勤めたとか。共通の友人知人がいて驚いた。
カテゴリ:- | 09:21 | - | - | -