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「すわる」ということ― その 寛骨臼と大腿骨頭(後編)
大腿骨頭はボールのような形の骨が臼蓋と呼ばれるソケットのような部分に納まって骨盤を支え、骨盤の位置を一定に保ちます。ですから立位において寛骨臼と大腿骨頭が収まる場所は、ほぼ一定しています。



重力方向に対し、その場所が補強されていることを確認することは容易です。重症心身障害児施設に勤務していたころは、仕事柄X線写真を見せてもらうことがありましたが、歩くことのできる人は、その部分は白く写っていました。骨密度が高くなっていることが、素人の僕にもすぐわかりました。



90度ほどずれた場所にも、少しその形跡が見られます。ハイハイしていたときに形成されたものです。

僕がつくった膝受けタイプのその椅子に座ると、股関節部はどうなっていたのか、もう想像がつきますね。

その姿勢を維持するのが嫌になる原因が浮かび上がってきます。股関節は普段経験することのない角度で大腿骨の骨頭が臼蓋を押し付けるからだと考えられます。

バランスチェアでも同じことが起こります。機会あったらご自身のからだで感じてみてください。30分くらいで感じるはずです。(つづく)
カテゴリ:「すわる」ということ | 23:38 | comments(2) | - | -
コメント
ここの部分は歩く際に大変重要な部分だと思います。
うちの父は人工関節を入れましたが、骨が溶けてなくなってとまうという、きわめて希にケースになりました。ですから、人工コットをすべて取りはずし、今は左足股関節がない状態で車いすで生活しています。
そして現在は一人では生活できないですので、入院を余儀なくされています。
週に二回病院に行くのも大変ですが、みんないろいろですから、頑張ってやり抜くつもりです。
ただし私の体が何処まで持つかが悩みです。
最近、多くの人から「あんた痩せたね」と言われる辛さはないですよね。
| kazpon | 2008/05/29 10:20 PM |
ご無沙汰!kazponさん!

僕も本日、「痩せた」と言われ、ニンマリでした。
しかし、やつれたら、いかんですバイ!
| 光野 | 2008/05/30 12:06 AM |
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