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「すわる」ということ― その 骨盤を支える
腰掛けに掛けて上半身の力を抜くと、坐骨を支点にして骨盤は後ろに少し倒れる理由は、下の図でわかるように、上半身の重心線が坐骨より少し後ろにあるからだと言われています。



別説ですが、頭部が前方に倒れる構造になっているからとも言われています。

確かに居眠りすると頭部は前傾します。それと同時に、胸郭も下方に潰れていきます。そうなると坐骨を支点とした場合、ますます前方に重心が移行します。よって骨盤は後傾することになります。

いずれの説によっても、骨盤は後方に傾いてしまうことになります。そして、重力下でバランスを保つために、脊柱はCカーブに変化します。



ここで、骨盤の傾きを防ぐと、どうなるのでしょうか?

腕の力で骨盤の後傾を防いでもらいました。被験者は頚髄損傷者です。最初こそ前方へ倒れることに対して、左手をあてがっていましたが、バランスをとる場所が見つかると、その手も自由になりました。



ここで、僕らは骨盤サポートの意味を、自分の腕にかかった重さと、坐骨の前方への滑り出しは受けた胸で、まさしく実感できます。どうか、セラピストの皆さん!どうぞお試しください。(つづく)
カテゴリ:「すわる」ということ | 21:59 | comments(2) | - | -
コメント
こんにちは

重心線が坐骨より後ろにあるんですか。後ろにたおれるのが想像つきます。

骨盤サポートがどんどん普及しますように。
| ultra | 2008/06/07 2:23 PM |
ultoraさん!いつもありがとうございます。

重心線が後ろにあることを、僕が確かめたことはないのです。

後ろにあると仮定すれば説明がつくかな、と思っているだけです。

ですから、もうひとつの説も考えてみないといけません。いや、骨盤が後ろに倒れること説明するまだ別の説があるかも知れませんよ。

もっと考えてみましょうネ!
| 光野 | 2008/06/09 12:40 AM |
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