研修会は続く ― 大阪から岐阜へ

昨日は大阪で雲母書房主催の研修会。


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東京に引き続き、長年高齢者施設に勤務されてきた理学療法士の大塚さんと一緒でした。大塚さんは車椅子の使い方、特に移乗については実技指導。


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休憩時間も、この8月からいよいよ発売される新製品モデラートを試してもらいました。

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「側臥位三兄弟」も好評!

 
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参加者も満足して帰っていただいたようで、気持ちよく岐阜へ向かいました。

初めて岐阜駅前で一杯やることができました。
外にはみ出して飲める店があちこちにあり、少し迷いました。ここに決定!


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頑張った私へのささやかの褒美です。


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岐阜名物(だそうです)からし豆腐

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「このお店の名物料理は?」と尋ねたら「砂肝のガーリックソテー!」。油がぶくぶくしながら登場。

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信長ハイボール

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ひとりで飲み食いしたものの全てを撮影しましたが、しめて2470円で、ほろ酔い腹いっぱいで幸せ気分になりました。

気にはなっていたのですが、カウンターの向こうには、ぬあ〜んと軽トラックが!

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本日(30日)も午後から岐阜市内で「介護・看護セミナー」で、現場で役に立つシーティングの話をします。

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超小型電気自動車

本日は大阪で車椅子の研修会です。その会場に行く途中で見かけた新しい自動車です。

 

トヨタ車体のコムスです。

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全幅が1.1メートル、全長2.4メートルほどの小さな車です。


詳しくは;http://coms.toyotabody.jp/

 

 

電動車椅子を少し大きくして雨の日も大丈夫なようにフロントガラスと屋根を付けたような形とサイズです。

 

ただし最高スピードは60km/hです。自動車免許が必要です。ちなみに6時間充電して50km走行できるそうです。

ブルーのナンバープレートがついていました。


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詳しくは;http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1035918135
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本日閉店

仕事でよく通る五日市街道で目につくラーメン屋さんです。

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豚骨ラーメン 一徹;http://blog.livedoor.jp/zatsu_ke/archives/51391948.html


機会がなくていつも通り過ごしていました。


機会というのは、「腹が減っていて食事する時間がある」という時に通り掛かるというチャンスのことなのです。


本日そんなチャンスに恵まれました。12時からの仕事が入っていたので、それを終え、ここに通りかかったのは、14時半頃でした。そんな時間でしたが、先客も3人あり、なかなかヨサゲでした。


「黒豚骨ラーメン」をオーダー。メニューを見て、一瞬「黒豚」の骨でダシをとったラーメンかと勘違いしましたが、実は「焦がしニンニク」、いわゆるマー油たっぷり入りのラーメンのことです。

http://www.weblio.jp/content/%E3%83%9E%E3%83%BC%E6%B2%B9

 

注文をした後、トイレに行こうとしたら「25日で閉店」の張り紙。

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少し驚き、女店員に「今日で最後?」尋ねると、コックリうなずき「そうなんです」。


「本日開店」のお店は何度か出向いたことはありますが、「本日閉店」のお店は初めてでした。


サービス料金の設定も、もちろんサービス券も記念品もなく、淡々とその時が来るのを待っていました。


カウンターでご主人と思しき方の動きを見守りましたが、心なしか哀愁が漂っています。そして、カウンターに置かれたラーメン・・・。

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マー油で有名な「なんつッ亭」http://www.nantsu.com と比べても、遜色のない立派なものでした。


駐車場は第駐車場まであり、入り口には名前を書いて順番待ちするようになっていましたので、以前は相当にぎわったラーメン屋さんだったことが偲ばれます。


頭の中で「祇園精舎の鐘の音〜…」が聞こえてきました。

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週末の研修会と講義

昨日は、理学療法士の大塚洋さんと初めて研修会の講師を受け持ちました。テーマは「介護現場における上手な車椅子の使い方」でした。

 

来週29日も同じ研修会を大阪福祉指導センターで開催します。(お問い合わせ;0120−60−3343)

 

僕はシーティングとそのハードウェアの紹介でした。


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一方、大塚さんは介護現場で車椅子を上手に使うためのノウハウを伝えました。

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特に介護者にとって悩ましいのは車椅子へ(から)の移乗介助です。
重心の移動や支持基底面など実技を含めて、具体的に説明してくれました。

 

僕は「誰にもわかるシーティング」の話をし、ベッド上のポスチャリングの考え方とそのために必要な用具の紹介をしました。

休み時間に大塚さんも試してくれました。


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会場はこれまでに何度か研修会に使わせてもらっている「林野会館」です。地下鉄丸ノ内線「茗荷谷駅」下車、徒歩7分です。

 

この5階です。最上階は6階です。扉が傾いています。

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実は傾いていたのは柱でした。

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奥のパーティションを見るとよくわかりますね。

 

 

そして本日は、朝から国際医療福祉大学大学院の講義でした。

 

講師席は最新の機器の前です。

 

今回初めて気づいたのですが、モニターに自分の姿が映っていました。

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正面上にテレビカメラが設置されていました。この装置よって、場所が異なる教室でも同じ講義を受けることになっていたのです。


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これは、脊柱側彎に伴う椎体の回旋の理屈を説明しているビデオ映像ですが、何故こんなになったのでしょうか?

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「障害者差別解消法」成立

新聞でも報道されましたので、ご存知の方が多いと思いますが、「障害者差別解消法」正式には「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」が6月19日参議院本会議出可決・成立しました。

 

これで「国連障害者権利条約」締結へ向け大きな一歩を踏み出すことになりました。

 

法律の全文;http://www.tani-hiroyuki.com/pdf/sabekaihoan.pdf

 

毎日新聞の報道;http://mainichi.jp/select/news/20130619k0000e010183000c.html

 

民主党のニュース;

http://www.dpj.or.jp/article/102754/%E3%80%8C%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E8%80%85%E5%B7%AE%E5%88%A5%E8%A7%A3%E6%B6%88%E6%8E%A8%E9%80%B2%E6%B3%95%E6%A1%88%E3%80%8D%E5%8F%82%E9%99%A2%E3%81%A7%E6%88%90%E7%AB%8B%E3%80%80%E9%96%A2%E4%BF%82%E8%AD%B0%E5%93%A1%E3%81%8C%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E8%80%85%E3%82%89%E3%81%A8%E6%88%90%E7%AB%8B%E5%96%9C%E3%81%B3%E5%90%88%E3%81%86%E3%80%80

 

 

なお以下のような付帯決議も行われました。少し長いですが、全文掲載します。

 

 

[平成二十五年六月十八日 参議院内閣委員会]

障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律案に対する附帯決議

 

政府は、本法の施行に当たっては、次の諸点について適切な措置を講ずべきである。

 

一 本法が、これまで我が国が取り組んできた国連障害者権利条約の締結に向けた国内法整備の一環として制定されることを踏まえ、同条約の早期締結に向け、早急に必要な手続を進めること。また、同条約の趣旨に沿うよう、障害女性や障害児に対する複合的な差別の現状を認識し、障害女性や障害児の人権の擁護を図ること。

 

二 基本方針、対応要領及び対応指針は、国連障害者権利条約で定めた差別の定義等に基づくとともに、障害者基本法に定められた分野別の障害者施策の基本的事項を踏まえて作成すること。また、対応要領や対応指針が基本方針に即して作成されることに鑑み、基本方針をできる限り早期に作成するよう努めること

 

三 対応要領や対応指針においては、不当な差別的取扱いの具体的事例、合理的配慮の好事例や合理的配慮を行う上での視点等を示すこととし、基本方針においてこれらの基となる基本的な考え方等を示すこと。また、法施行後の障害者差別に関する具体的な相談事例や裁判例の集積等を踏まえ、不当な差別的取扱いや合理的配慮に関する対応要領や対応指針の内容の充実を図ること。

 

四 合理的配慮に関する過重な負担の判断においては、その水準が本法の趣旨を不当にゆがめることのない合理的な範囲で設定されるべきであることを念頭に、事業者の事業規模、事業規模から見た負担の程度、事業者の財政状況、業務遂行に及ぼす影響等を総合的に考慮することとし、中小零細企業への影響に配慮すること。また、意思の表明について、障害者本人が自ら意思を表明することが困難な場合にはその家族等が本人を補佐して行うことも可能であることを周知すること。

 

五 本法の規定に基づき、主務大臣が事業者に対して行った助言、指導及び勧告については、取りまとめて毎年国会に報告すること。

 

六 国及び地方公共団体において、グループホームやケアホーム等を含む、障害者関連施設の認可等に際して周辺住民の同意を求めないことを徹底するとともに、住民の理解を得るために積極的な啓発活動を行うこと。

 

七 本法の規定に基づいて行う啓発活動については、障害者への支援を行っている団体等とも連携を図り、効果的に行うこと。

 

八 障害を理由とする差別に関する相談について「制度の谷間」や「たらい回し」が生じない体制を構築するため、障害者差別解消支援地域協議会の設置状況等を公表するなど、財政措置も含め、その設置を促進するための方策を講じるとともに、相談・紛争解決制度の活用・充実を図ること。また、国の出先機関等が地域協議会に積極的に参加するとともに、本法に規定される報告徴収等の権限の活用等を図ることにより、実効性の確保に努めること。

 

九 附則第七条に規定する検討に資するため、障害を理由とする差別に関する具体的な相談事例や裁判例の集積等を図ること。また、同条の検討に際しては、民間事業者における合理的配慮の義務付けの在り方、実効性の確保の仕組み、救済の仕組み等について留意すること。本法の施行後、特に必要性が生じた場合には、施行後三年を待つことなく、本法の施行状況について検討を行い、できるだけ早期に見直しを検討すること。

 

十 本法が、地方公共団体による、いわゆる上乗せ・横出し条例を含む障害を理由とする差別に関する条例の制定等を妨げ又は拘束するものではないことを周知すること。

 

十一 本法施行後、障害を理由とする差別に関する具体的な相談事例や裁判例の集積等を踏まえ「不当な、差別的取扱い」や「合理的配慮の不提供」の定義を検討すること。

 

十二 本法第十六条に基づく国の「障害を理由とする差別及びその解消のための取組に関する情報の収集、整理及び提供」に関する措置のうち、特に内閣府においては、障害者差別解消支援地域協議会と連携するなどして、差別に関する個別事案を収集し、国民に公開し、有効に活用すること。

 

右決議する。

 

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佐世保バカ人会 in 町田

今回も正午に集合し、いつものように楽しく飲食会。


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上は僕が撮影。下は参加した女性に撮影してもらいました。僕はここのこのような絵が大好きです。

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佐世保バカの方々にも町田の魅力について知ってもらおうと、カラオケ前の腹ごなしで少し散策。

 

ことばらんど に立ち寄りました。

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三浦しをんさんのゆかりの地でもあります。
http://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/bunka_geijutsu/cul/cul08Literature/tenrankai/20130313112708683.html


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今や観光名所にもなっている有名な「まほろ駅前多田便利軒」の入り口前で記念撮影。

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映画でもテレビでも、この2階という設定になっています。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%BE%E3%81%BB%E3%82%8D%E9%A7%85%E5%89%8D%E5%A4%9A%E7%94%B0%E4%BE%BF%E5%88%A9%E8%BB%92

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日本車椅子シーティング協会の研修会

昨日(615日)は、午前中は僕らの協会の総会でした。午後からは研修会で、今年のテーマは「制度」でした。

 

僕らの仕事である車椅子や座位保持装置は「補装具」と呼ばれています。公的に必要性が認められれば、入手する場合に9割の助成を受けることができます。つまり1割負担で手に入るというわけです。その1割も上限が定められていますので、50万円を超えるような電動車椅子でも利用者の負担は4万円以下で済むようになっています。

 

このような福祉制度も一朝一夕にできたものではありません。当事者や家族・関連団体の努力によるものですが、僕らの協会もその一翼を担ってきました。実は僕らの協会も当事者団体なのです。

 

利用者にとってより良いものを提供したいと願って仕事している事業者にとって、もし制度が壁になっているならば、そのことをいち早く気が付きます。お客さまに説明する前にそのことを知っています。

 

制度を作るのは国であっても福祉行政において実際に運用するのは地方自治体であり、また補装具に関しての判定機関は都道府県の更生相談所になっていますので、話がこじれると解決に時間がかかることが多いようです。

 

現場レベルでは「制度」と呼ばれていますが、法律とそれに基づく運用規定です。運用規定は厚生労働省の課長や室長など名前で「事務連絡」という形で各県や自治体の関連部署に伝えられ、それを含んで僕らは「制度」と呼んでいます。

 

補装具は福祉用具の中核をなす用具ですが、最近は福祉用具の種類も増え高度化しています。海外からの輸入品も少なくありません。その取り扱いを巡っては、時には解釈の違いなどがあって自治体によっては異なる扱いになるというケースもあり、解釈が分かれるような場合は、さらに事務連絡をだし是正する動きや、ときおり国(この場合は厚労省)は「取り扱いQ&A」を出して平準化を図ってきています。

 

そんな動きがでてきたのも、僕らの協会の普段(そして不断)の活動の成果だと思っています。最近は総会の研修会には必ず厚労省の担当部署から専門官が出席していただけるようになっています。

 

最初の講演は黒田先生。

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更生相談所の職員として、この事業に長年携わられてきた実績をお持ちの先生です。

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テクノエイド協会は昨年、国からの依頼を受け制度に関するアンケート調査を行いましたがその結果の報告を受けました。

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当協会も利用者に向けて独自のアンケートを行いましたが、その結果報告(柴はほんとは芝です)。

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その後、専門官を交えてのデスカッション。

 

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来賓のご挨拶をいただきました。


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昨年からシーティング用具の製作者の養成コース(半年コース)を設けていただいた啓成会の水澤先生。


 

日本義肢装具士協会の坂井新会長。


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本日(2013年6月14日)の映像
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いいですね!

そして、本日の理事会終了後の懇親会の記念撮影です。

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古い記念写真

また古い写真で恐縮です。これまた記念碑的な写真です。


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11回 全国工房連絡会議(1990921日〜25日)の記念写真です。会場は「長崎でてこいランド」、撮影者は当時「ともみ工房」の代表者だった森山法龍さん。セルフタイマーで撮影されたので、ご本人は最前列の僕の右隣(僕の右手側ということで、写真では左)です。


懐かしい面々です。既に鬼籍に入られた方も見受けられます。

 

 

川村グループの代表者の川村一郎さんの姿もあり、改めて当時のことを鮮明に思い出しています。唯一のネクタイ着用者です。

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この中で何人の方を認識できますか?23年の年月の重さを知らされますね。

大会社の社長が、この期間僕らとともに工房の仕事のあるべき姿を模索してくださいました。

 

この後で、工房のメンバーだけでなく義肢装具のメーカーも巻き込んだ「姿勢保持協会」の立ち上げに御尽力頂きました。そして紆余曲折があり、現在の「日本車椅子シーティング協会」があります。その代表者がご子息の川村慶さんなのです。

 

連続で昔の写真で、「光野もいよいよか」と思われるかもしれませんが、僕は温故知新というのも変ですが、自分の原点を確認しながら、これからの新しい世界をイメージ始めたところなのです(なんちゃって)。

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古いアルバムから
 

僕は25歳からラグビーを始めました。「でく工房」を作ったすぐ後に、「オールいすゞ」のナンバー8竹野とともにラグビークラブも作りました。

 

チームの名は「オール・シリアス」! 野坂昭如たちの「ハーフ・シリアス」に対抗したネーミングでした。

 

数々の迷勝負が記録されていますが、この試合は本当の泥仕合でした。


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僕の歴史には、これ以上の泥仕合はありません。

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