シーティングの基礎講座
2014.07.27 Sunday | by 光野有次
「坐る (シーティング)」を気にしてみませんか?
坐り方ひとつで笑顔が生まれ、毎日の生活が今よりずっと楽しくなります
こんな坐り方していませんか?
猫背、横倒れ、ずっこけ坐りが気になりませんか?
老化により筋力が衰えると自力で姿勢を保つのが困難になってきます
お年寄りの身近にいる方に知っていただきたい知識や道具の基礎的なお話しです。道具によって姿勢が変わることも実感してみましょう。
■「坐らせればよい」は間違い
■なぜ体が傾くのか?
■褥瘡(じょくそう)はなぜできる?
■悪い坐りの条件
昨日、八王子市芸術文化会館(いちょうホール)で開催した研修会です。定員を超える参加希望者がありましたが、先着順でお断りをせざるを得ない状況でした。また近いうちに企画します。
司会はでく工房の上出さん。
■講義1 高齢者の生活とシーティング
講師 : 木之瀬 隆 先生(シーティング研究所代表取締役、作業療法士)
日本シーティング・コンサルタント協会理事長、(前)日本医療科学大学 教授
■講義2 シーティング用具の活用
講師 : 光野有次(でく工房取締役会長、シーティングエンジニア)
日本車椅子シーティング協会、国際医療福祉大学大学院 非常勤講師
■シーティング体験
車椅子に坐ってみよう/クッションを上手に利用する/新しい発想の車椅子を体験しよう/心地よい坐りと心地悪い坐り
最後は、実際に試していただき、坐りの質を実感してもらいました。まず快適な坐りというのをわかってもらうわけですが、わかって頂いても、こちらで工夫して作成したクッションが6000円することが高いという意見もありました。立って自由に歩ける方には、そう思われるのも仕方がないのですが、一日の大部分を車椅子の上で過ごす人にとっては、重要な用具だとということを再度説明しました。
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