民芸、クラフト、プロダクトの接点(対談)
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本日、美大の後輩の吉田さんと対談でした。吉田さんは柳事務所に20年勤務し、柳先生がなくなった後、独立して活躍しているプロダクトデザイナーです。柳先生と秋岡さんをめぐる話がテーマで、吉田さんは僕が知っている話を柳先生の傍で対応していた方で、「なるほどね!」と腑に落ちる話をしていただきました。

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会場の様子です。

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目黒の「クラスカ」2階で開催中です。

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モノモノ所蔵品をびっくりするくらい格安で入手できます。早い者勝ちです!

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八ヶ岳登山
この18日(金) 24:15(実は19日の0:15)八王子発の深夜バスで八ヶ岳のふもとの美濃戸口に妻子連れで向かいました。途中トイレタイムや乗客を降ろしながら、夜明け前の5時前に目的地に到着。

今回は珍しくほとんど雨に遭遇しない山行でした。

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日本の苔の4分の1はこの山に生息しているとかで、実に美しい苔山です。その中に、キノコが!

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鮮やかな黄色は花ではなくキノコの一種でしょうかね?

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うまそうだが、キノコの知識がないので、採取は断念。

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海抜2899.2メートル・赤岳(八ヶ岳の主峰)頂上です。

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初めてブロッケン現象を体験!

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下に見えるのが宿泊予定の赤岳展望荘!

山小屋に無事到着。
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中央部のやや右側に特徴的な槍ヶ岳が見えた。つまり北アルプスだ。

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富士山も見えた!

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食事は夕食・朝食よもにバイキング(=ビュッフェ)スタイル。ビールはついていない!

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これは翌朝撮影したものです。予想以上にきれいだった。水はすべて天からの恵み(雨水)だそうだ。

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下は朝食。

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富士山がくっきり!

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宿泊したのは赤岳の肩の稜線に立つこの山小屋(赤岳展望荘)でした。その名の通り(天候にも恵まれ)絶景でした。

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いろいろあったが、何とか下山できた。

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僕の柳先生と秋岡さん
前回お伝えした柳先生と秋岡さんの対談の記事は、このブログの右肩の検索欄に「僕の柳先生」と入れると、出てきます。その記事以外も入っていますので、どうぞお楽しみください!

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   柳宗理先生

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9月26日(土)は、吉田さんとの対談です。吉田さんは美大の後輩ですが、長く柳先生のそばで働いてきた方です。僕はまた新しい柳先生の実像(=「僕の柳先生」)に触れることができるかなと期待しています。

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秋岡芳夫さん

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モノモノのモノ市
9月19日(土)から30日(水)目黒のクラスカで「モノモノのモノ市」が開催されます。素晴らしい秋岡コレクションも登場するようです。いいモノが廉価で手に入る最後のチャンスになるでしょう!

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26日(土)14:00〜15:30「民芸、クラフト、プロダクトの接点」と題して、一緒に語り合う場が予定されています。

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学生時代は柳先生の薫陶を受け、社会人になってからは、新しいクラフト運動というかデザイン運動を始められていた秋岡芳夫さんを訪ね、そのまま押しかけ弟子になったという経緯がありましたので、このあたりの話からはじめ、今はどんな状況なのかをお互い確認し、「さあ、これからどうしようか」という話になればいいなと思っています。
 
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エンブレム問題
「エンブレム」という言葉は、普段の生活の中では、これまではあまり耳にしない言葉だったと思う。

「ウィキペディア」によると、以下のようです。

日常会話においては、「エンブレム」という語はしばしば「シンボル」(象徴シンボル)と同じ意味で使われるが、厳密には両者の間には区別がある。「エンブレム」は、観念または特定の人や物を表すのに使われる図案を指す。具体的にエンブレムは、神性・部族または国家・徳または悪徳といった抽象概念を視覚的な用語で具体化させたもので、対象または対象の対応物である。

またもや(全てとは言わないが、アホな)マスコミが、この状況をあおって加熱しているが、このことで、例の「戦争法案」の議論は、かすんでしまっている。これを喜ぶ人たちの顔が浮かんで、僕は歯噛みしている。

2020年のエンブレムが公表されたとき(僕は前回の亀倉作品を十分に承知しているので)、あれを越えるものを作ってくれて「よくやった!」と小躍りして、あの作品に拍手を送った。

特に、前回はなかった(?)(長野のことは知らないが)パラリンピックのエンブレムも、実にカッコ良かった。

あとで、この事件の発端となったベルギーの某ホテルの指摘も、屁のカッパで「ドンと来い!」と(意味もない話だが)受けて立ってやる、とひとり意気込んでいた。

もちろん、後から出てきた数々のデザイン盗用や写真の無断拝借については、釈明の余地はない。それについては誠意を持って、当事者とこの社会に向けて、きっちりとお詫びを入れなければならない。こんなことは僕が言うまでもない社会的なモラルの問題である。

そのうえで、この作品の正当性は、デザイナーとしては絶対に引くべきではなかった。できのいいデザインである。

問題は何か?

今回の一連(競技場も含めて)の不祥事は、責任者不在ということである。

最もタチが悪いのは東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長に森何某という(皆がよく知っている)全く無責任きわまる人間を祭り上げた連中である。森の体重は重いようだが、「担ぐ神輿(脳ミソ)は軽いほうがいい」と考えた者たちである。今のニッポンを象徴するような話で、国際的な信用をずいぶん落としてしまった。


森は自分で公言しているが、親分になったことのない人間で、いつも親分からすればかわいい子分でしかなかった。親のコネで大学も就職も議員にもなってきた男である。こんな男をいつまで「東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長」にしておくのだろうか?

大丈夫か?ニッポン!




 
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