文化的散策 第2回目

本日、最終的に集合したのは、東京国立近代美術館工芸館で閉館時間の17時でした。

 

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昔のモノモノの仲間たちだ。

 

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金属製だが、まるで生きているようだ!

 

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下は所蔵品。黒田辰秋の作品だ。

 

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僕らの仲間の作品も展示されていた。

 

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下は、そのお父さんの作品。生前には僕らもお世話になった。

 

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外は花見。外国人の多さに驚いた。

 

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上も下もミツマタの花。まさしく春爛漫の文化的散策だ。

 

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「瞼を閉じれば」シリーズ 37年前のマニラとミンダナオの映像

瞼を閉じて、じっと思い出したのは、37年前のフィリッピンの旅だ。

 

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当時のマニラの交通事情だ。ジップニーが乾いた警笛(クラックション)と大音量のスピーカーからディスコミュージックを鳴らしながらすごいスピードで走っていた。

 

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今は懐かしのトヨタのアジアカーだ!

 

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この上はマニラ。これからは下はミンダナオだ。

 

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いざ珊瑚礁の島へ

 

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ぬあ〜んと、ここに木の芽が。きっと鳥が糞として運んだものだろう。

 

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こうして緑の島に変わっていくのだろう。

 

下は後輩の浜君が住むマライバライの写真

 

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左端の浜君(美大の後輩)の誘いでミンダナオの山奥まで出かけた時の映像だ。

 

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帰国のためにカガヤンデオロ向かうバス。これに乗って確か4~5時間?

 

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持ち帰ったお土産だ。

 

 

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「瞼を閉じれば」シリーズ セブの家庭料理

少し間が空きましたが、「瞼を閉じれば」セブの家庭料理を思い出す。

 

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日立時代の友人・西林君(今は著名な在住カメラマン)が家族ぐるみで付き合っているうちのご馳走だ。

 

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ここのマダムは貝殻ショップの経営者だ。

 

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平野甲賀と晶文社展

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久しぶりに銀座に出かけた。

 

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会場は7丁目である。本日が最終日。

http://www.dnp.co.jp/CGI/gallery/schedule/detail.cgi?l=1&t=2&seq=00000710

 

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ぬあ~ンと、僕の昔の本(1988年刊)が地階展示場のセンター台のセンターに!

 

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下の絵(?)は僕が描いたメモのようなもの。平野さんがこれを採用してくださった。

 

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本日初対面の平野甲賀さんにサインをお願いした。

 

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文字デザインの神様の肉筆文字だ。うちの家宝だ。

 

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左はこの展示会のことを紹介してくれた吉田いづみさん。平野さんは今は彼女の小豆島の実家のすぐ近くに住んでいる。

 

平野さんと各界の有名クリエーターとのトークショウも大変面白く、3時間があっという間だった。

 

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下の晶文社のマークも平野さんの作品だ。

 

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ちょっと悔しいが、やはり銀座はニッポンの文化の中心地なのかな〜?

 

 

 

 

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ケアテックス2018

ケアテックは本日で終了しました。今年もビックサイトに出向きました。

 

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招待券を送ってくれた会社のブースです。とてもスマートですね。余談ですが、招待券がないと入場場が5000円かかります。

 

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いわゆる福祉用具以外の出展も多く、とても参考になりました。

 

下は新しい布を販売する会社です。サンプル的に1メートルだけ注文しました。

 

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ソースやケチャップ、そして醤油のなどもこぼすが、見事にウエットテッシュでひと吹き。

 

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HCRと比べると、人は少ないが、関連事業者の交流会でもあります。これが本来の見本市なのでしょうね。

 

 

 

 

 

 

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補装具の「借受け」について考える

昨日の話の続きになるが、そもそも「借受け」とは何だろうか?

 

まずは、どうでもいいことだが、本来は「借り受け」とおくり仮名を入れるか、さもなくば、おくりを外し「借受」がおさまりがいいと思う。「受け付け」とするか「受付」であろう。「受付け」はちょっとヘンな感じがするのは、僕だけだろうか。

 

スタート時にはたしか「補装具の貸与(レンタル)制度の検討」といわれていたようだが、介護保険による福祉用具貸与(レンタル)と紛らわしいから、この名称になったと思う。

 

昨年、この新しい制度についてのアウトラインの説明を受け、僕は「補装具のお試し制度」としたらよいのでは、と提案したこともあったが、ま、名称はどうでもいい。

 

秋山専門官が提示した資料によると、その「借り受けの基本的な考え方」に明示されている。

 

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概要は、以下の通り。

 

補装具費の支給については「購入」を基本とする原則は維持した上で、障害者の利便に照らして「借受け」が適切と考えられる場合に限り、新たに補装具費の支給の対象とする。

 

そして、種目と基準は表の通り。

 

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その基準によると、歩行器四輪型は月額990円と定められているが、介護保険による貸与(レンタル)は、厚生労働省が取りまとめたものでは平均額は2898円(平成28年)と大きく隔たる。ちなみに自己負担額99円を事業者は毎月請求し徴収することができるのだろうか?

 

事業者にとって実行の可能性が高いと考えられる座位保持装置(意思伝達装置は扱った事がないのでわからない)で試算してみる。

 

完成用部品として登録されている海外製品で構成してみると、合計約45万円。座位保持装置の耐用年数は3年なので、その3分の2ということなので24カ月。ひと月当たり18750円を頂ける(うち利用者負担は1割=1875円)ことになる。

 

実際に、この内容の依頼があった場合、何カ月利用していただけるかわからないが、事前の相談に出かけ、そこで機種が選定されたとしても、一度は現物に坐ってもらいサイズなどを決める。その後、貸し出し開始となる。そして何か月か後に引き取りに出向くことになる。

 

このプロセスを取るなら、3回は出向くことになる。機種もサイズも決まっていたとしても、2回は出向く必要がある。

 

出向く時間を仮に片道1時間としても、一回の移動時間2時間と対応時間1時間はかかるので、合計(最低でも)6時間。この間、調整などで呼び出しがなかったとしての話である。

 

仮に、仮合わせ前の試用として3カ月間利用していただくとなると、ひと月当たり18750円なので56250円。輸入元から我々事業者がいくらで借り受けられるかわからないが、その額を差し引き、一人のスタッフの人件費と経費を捻出できるだろうか?もちろん事業なので利益も必要。

 

利用者の側から見ると、仮に20ヵ月間利用するとなると、1875円×20ヶ月=37500円 の負担となる。購入の場合は上限額が37200円と定められているので、20ヵ月を超えると合計金額は増えてしまう。

 

当初は子どもの電動車椅子なども対象となっていたので、あの子にも使ってもらえればと顔が浮かんでいたが、結局は対象外となった。また、身障手帳をまだ持っていない子にも早急に対応できるようにとか、いう話もあったが、蓋を開けてみるとそれも消えていた。この新しい試みに、僕は夢を描くことができない。誰が喜ぶのだろう。実現の可能性が低い制度設計となってしまったようだ。ああ気分はバリアフル?

 

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僕の貧困な頭で邪推するには、政府は、ゆくゆくは国民皆介護保険化を狙っているように思う。介護保険の先行きが危ぶまれる中、医療保険と同じように20歳以上(現在は40歳以上)を被保険者とすると当然だが収入は増える。もちろん、保険なので保険料に対応する保証が求められるので、そのための一歩が今回の「補装具の借受け」制度なのかもしれない。

 

もちろん、その時は「介護保険」という言葉はふさわしくないので「福祉保険」ということになるのだろうか?福祉は教育や国防と並んで国家の重要な仕事である。そうなると税金でという話になるのだろうか?

 

 

カテゴリ:- | 14:32 | - | - | -
補装具の借受け制度

この4月から「補装具の借受け」制度がスタートしますが、それに先立ち厚生労働省の障害福祉専門官の秋山さんが説明してくれました。

 

主催は僕らが作った「一般社団法人 日本車椅子シーティング協会」。開催時間間際に行ったら、ほぼ満席。

 

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約1時間、丁寧に説明。事前に出されていた質問にもキチンと答えていただいた。しかし、20世紀から「必要な人に必要な用具をタイムリーに!」ということを願っていた僕は、この説明を聞いて大変失望。たぶん誰も喜んで対応する事業者はいないのではないだろうかと思った。当初の話からは、大きな隔たりを感じた。

 

この後、専門官は予定があったのか退席。

 

そのあと集まった会員によるフリーディスカッション。現場で苦闘している事業者の貴重な意見が展開されるが、この時点では専門官には届いていない。

 

有志6名で反省会と称して杯を傾け、本音を確認。若い仲間から新しい提案がたくさん飛び出した。このあたりを我が協会が本気で受け止めてくれることを切に願う。

 

 

 

 

 

 

カテゴリ:- | 21:51 | - | - | -
優良企業表彰式

弊社(でく工房)は本日、東京信用金庫協会などから「優良企業表彰」を受けました。

 

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そのあとで、国立近代美術館に久々に出向きました。本日(金)は20時までやっています。

 

おめあては「熊谷守一 生きるよろこび」展です。

http://kumagai2017.exhn.jp/

 

内容は素晴らしい!展示のボリュームは圧巻です。生き方が(たぶん)少し変わるでしょう。

 

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3月21日までですよ!

 

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カテゴリ:- | 23:59 | - | - | -
3人のレジェンド

Legendは、「伝説、言い伝え、地図や図表などの凡例」というのが、日本人にはよく知られる英単語のlegendの意味で、このlegendには伝説的(神話)人物と言う意味合いも含まれている。

 

近年英語圏では尊敬する人物や賞賛に値する人物に対してこの表現が用いられ、「He is a legend!」で「彼は最高だ!」という意味で使われるらしい。

 

ソチ五輪が始まる前から、男子ジャンプの葛西選手は海外のマスコミから「レジェンド」という言われ方をされていたようで、それで多くのニッポン人もこの言葉の使い方を知るようになった。

 

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このほど古巣に復帰することが決まった「イチロー」こと鈴木一朗は、44歳。

 

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「キング・カズ」こと三浦知良(カズヨシ)は、51歳。二人とも現役選手として若い人と一緒に素晴らしいプレーを続けている。

 

二人ともとても立派だと思うが、僕よりはずいぶん若いし、あれだけの恵まれた身体能力を持ち、しかもコンディションを最高に保つために日々の努力を怠らないようなので、「ま、その結果だよね〜」と余裕をもって理解できる。

 

そこで、御年85歳の三浦雄一郎。

 

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2013年に80歳でエベレスト最年長登頂者になって今のところその記録は破られていない。もはやレジェンドというよりバケモノだろう。僕はもちろん彼のようなことはできないが、前向きな気持ちは持ち続けたい。僕の前を歩き続けている方で、これからも注目したい。

 

さてこうやって3人を並べて気が付いたのは、三浦雄一郎は前者の二人の名前を併せ持った方であることに気付く。

 

いつか、鼎談でもやってくれないだろうか。

 

 

カテゴリ:- | 10:54 | - | - | -
珊瑚礁の島 ― カオハガン島との出会い

またまた(大好評の)「瞼を閉じれば」シリーズです!

 

島を買った男の話で有名かもしれませんが、崎山さんが所有するカオハガン島の話です。

 

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フィリッピンの中央部にセブ島がありますが、セブ島にコバンザメのようにくっついている(実は2本の橋でつながっている小島)マクタン島に国際空港はあります。そしてその沖に見えるのがオランゴ環礁。その中にカオガハン島があります。

 

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詳細は、これらの本でもわかりますが、公式Hp  http://caohagan.com/page-30/ によると以下のようです。少し長くなりますが抜粋してみます。

 

1965年 国際出版社「講談社インターナショナル」入社。その後10年をアメリカで過ごし、日本に居るときも毎年2回くらい世界一周をし、異文化間の交流に努める。

 

1987年退社。偶然にフィリピン・セブ島沖のカオハガン島に出会い、購入してしまう。

 

海や島が大好きだった男が、52歳のときに仕事を辞めたとき、夢のような南の島にたまたま出会いました。そして、 “Fall in love.” 恋に落ちてしまったのです。理由、決断など、何もありません。

 

ここで、唐突ですが、私が大切と思っている、詩のようなことばを紹介させてください。


どうしたら 空が買えるというのだろう?
そして、大地を。
わたしには 分からない。
風の匂いや 水のきらめきを
あなたはいったい どうやって買おうというのだろう。

大地は わたしたちに属しているのではない。
わたしたちが大地に属しているのだ。

あらゆるものが つながっている。
わたしたちが この命の織りものを縫ったのではない。
わたしたちは その中の 一本の糸にすぎないのだ。

 

縁も所縁もないカオハガンという土地を、島を、私はほんとうに偶然の出会いから買ってしまいました。そしてその後また、日本で仕事を始めて、その間に、年に何回か島を訪れました。

 

そうこうしているうちに、私の心の中に、良心の呵責のような感情が芽生えてきたのです。
長い年月をかけて自然が創りあげ、そこに島民たちが長年暮らし、島民の血であり生命である土地を、突然に現れた私が買い取ってしまうことが許されるのだろうか。

 

そして、そんな時に読んだ、フランスの作家 ル・クレジオ の文章が、私を救ってくれました。

・・・ 昔は、大地は所有できるものではなかった。
・・・ 私たちは、土地を、神から、貸し与えていただいているのだ。使わせていただいているあいだに、それをより良いものにしてお返ししなければ。 ・・・

 

そうだ、その通りだ!
私がカオハガンに暮らし、その土地を使わせてもらっている間、そのカオハガンの自然の環境、そして島民たちの暮らしの環境を保ち、それを、いっそう良いものにしてお返しすることなんだ。こうして、心の安らぎを得て、カオハガンで生きる目的、指針が、はっきりと見えてきたのです。

 

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今年1月30日の写真です。

 

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2017年6月1日、崎山克彦さんはカオハガン島の運営実務から引退され、この地で伴侶を得た若い三人が責任者となってこの事業を継続されています。

 

崎山さんとお会いした時間は昼食を共にしただけなので、ごくわずかでしたが、そのお人柄は十分に伝わってきていました。素晴らしい生き方です。

 

帰国後、初めに紹介した2冊を読んで、島に移られてからの活動ぶりがよくわかりました。お土産コーナーや当日は何気なく利用させてもらったトイレのことも、そのいきさつが全てわかったような気分になり、また来年も行けるように頑張りたいと思っています。

 

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