孫を連れてハイキング

昨秋(※注)の低山縦走のときに、「今度は逆コースで」と約束していたハイキングを昨日実行。

 

(※注 以下は翌日追記。完全な記憶違いだった。ブログで確認してみたら今年1月の話だった。若いころの記憶は正確だが、最近の記憶はこんな具合だ。年を取るということを実感するが、「それが、ど〜した!」という気分も…。)

http://mitsunoy.jugem.jp/?search=%B9%B0%CB%A1%BB%B3

 

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新緑の中を歩くのは実に気分がいい。寒くもなく、暑くもなく、風もなく絶好のハイキング日和。

 

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富士山もくっきりと!

 

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富士をバックに。いつまで遊んでくれるのやら、できることなら「孫に連れられアルプスへ」が夢だ。

 

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帰りの電車を待つが、自分が読む本がなく、僕のを取り上げ、しばらく眺めていた。小学校に入りたてで、まだひらがなが何とか読める程度だが、割と長い時間一生懸命読んでいるようなので「何て書いてあるかわかるのか?」と尋ねると、「ま〜だいたいね」と言う。「じゃ読んでみてよ」と頼むと「心の中で読むからね」という答え。

 

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杉のDIYデザイン展

昨日、オープニングパーティに呼ばれたので、新宿パークタワーにあるリビングデザインセンターOZONE(5階)に行ってきました。

 

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5月7日(火)まで。詳しくは https://monomono.jp/?p=5183

 

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出版記念展でもあります。この本の帯の裏側には「人間にとって、面白くて止められないのが工作で、面白くないな早く辞めたいなと思うのが作業です。」という秋岡さんのこんな言葉が…。

 

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この企画は「グループ モノ・モノ」で代表者の菅村さん(左から3人目)で、彼の挨拶でスタート。

 

もともとは、1953年(当時、僕は4歳だ!)に出版された「アイディアを生かした家庭の工作」で紹介されたものを図面通りに、そのまま再現された杉の家具展だ。

 

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僕は、この本は2011年に目黒美術館で開催された秋岡芳夫展で初めて知るわけだが、正直に白状すると、小学生のころから愛読していた「暮らしの手帖」の工作のページ(それを手本にして実際に工作して夏休みの作品としていたのだが…)みたいだなと、さらっと見過ごしていた。

 

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この書き文字も花森安治のによく似ている。下が今回出版されたものだ。

 

 

 

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見た目以上にとてもしっかりしている。坐りごこちも悪くない。工業デザイン事務所「KAK(カック)」の中心メンバーである師匠・秋岡さん(僕は社会人になってからの押しかけ弟子)らしい仕事だ。

 

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今回、再現した人は大沼勇樹さん、1987年生まれだ。

 

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島崎信先生も駆けつけ、ご挨拶。芸大時代には秋岡さんらのKAKの目覚ましい活躍ぶりをあこがれの目でみつめていたそうで、その後、(脈絡はよくわからなかったが)島崎先生は「東急ハンズ」をトータルに企画されたという話しをされた。僕は初めてそのことを知り驚いた。「手近かな材料を工夫しながら作る楽しさ」という今回の企画の意義を簡潔に述べられたので、「さすが!」と拍手。

 

5階の会場から、下の3階(吹き抜けになっている)を見下ろすと、

 

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昔の仲間たちの作品展も開催されています。

 

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ベルトやテーブルの使用における解釈

ちょっと前の話になりますが、キッズフェスタの初日(413日)に日本車椅子シーティング財団が特別企画として「座位保持装置などに付属するベルトやテーブルの使用における解釈」という勉強会を展示場に付設された会議室で開催。

 

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財団代表理事の木之瀬さんの挨拶。

 

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まず、僕がトップバッターとしてその「解釈」を担当。

 

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事の初めは、2001年に出された「身体拘束ゼロの手引き」にある。そこで、政府(厚労省)は初めてベッドだけではなく車椅子における身体拘束も問題として規制をかけた。実はそれを提案したのは僕で、当時の担当課長に実態を伝え、ワーキングメンバーに加わった。

 

「うまく坐れないのは車椅子があっていないから」ということを提示し、そのためにベルトを使うのは問題としたが、結果としては以下のようなまとめになった。

 

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それで高齢者の介護現場では、「シートベルトやカットアウトテーブルは使えない」と勝手な解釈する施設もあり、このことを正しく理解してもらうにはどうしたものかと考えている中、障害者虐待防止について取りまとめられたものが昨年6月に発表された。

 

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その中に「座位保持装置等におけるベルトやテーブルの使用」についての記述されたページがあるが、それを解説することになった。

 

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実はこのページの下のイラスト(左)は以前、僕が依頼されて描いたものだが、その折に担当専門官に伝えた内容がベースになっている。それを、まとめたものが下の2枚である。

 

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上図の上の吹き出しは、僕が勝手に付け加えたののです。公文書にはありません。

 

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僕の解説のあとは、北米の実態の報告を当協会理事の山崎泰広さん。そのあとは吉永尚生さん(きさく工房)。

 

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彼のプレゼンの1枚だが、おそらくみんなに共感される内容だと思う。

 

最後は、高木憲司さん。

 

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もと厚労省の福祉用具専門官で、今は大学の先生。白板を使っての話は大学の講義のようだった。

 

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結論は、個別援助計画の中に座位保持装置などの使用目的や使用時間を明らかにし、ベルトやテーブルの使用にも触れておくことであった。

 

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右は司会の佐野さん、中央は事務局長の川畑さん。

 

今後このあたりを現場で使いやすいものにしたいというのが、我々の財団の方向でもある。

 

このテーマは、今後は実行委員会方式でとりまとめることになってきています。

 

カテゴリ:- | 16:05 | - | - | -
バリアフリー展・最終日

初日から参加していましたが、ブログに掲載する時間が(連夜の飲み会のため?)ありませんでした。

 

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ランダルブースで本(アブラも)を販売しています。

 

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ロビンを思い出しました。

 

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どことなく「みやぞん」の笑顔。

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新刊の紹介

この分野の業界紙として著名なシルバー産業新聞に僕らの新刊本が紹介されました。

 

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この大阪のバリアフリー展には、3日間ランダルのブースで、僕が開発した製品の説明に立っています。この新刊本も紹介しています。どうぞお立ち寄りください。

 

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無事終了!「2019キッズフェスタ」

およそ半年前から準備してきたキッズフェスタですが、昨日無事に終了。新製品紹介の意味もありましたが、試作品を展示して、反応を見てみようというものもありました。

 

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以前から要望のあった自立型の簡易なカットアウトテーブルです。まだ試作品です。

 

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簡単に折りたためて超軽量!

 

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僕個人としては、1年かけて執筆した本のお披露目の場でもありました。

 

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台湾からのお客様にも購入していただいた。日本語でもok!とのこと。「英訳して」という声もあったが…。

 

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北九州市総合療育センターの中村詩子さんらが開発した「簡易用浴槽ミニ」。

 

以前は考えられなかったことだが、超小型の呼吸器が開発されたことで、超重症児も自宅で生活できるようになったが、お風呂の問題で苦労されている。気管切開しているので大変だ。

 

この浴槽は、その問題を解決したものです(拍手!)。

 

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カテゴリ:- | 06:51 | - | - | -
こどもの福祉機器展「2019キッズフェスタ」

今年もいつもの場所「東京流通センター」でキッズフェスタが開催されています。

本日は2日目で最終日。16時で終了です。

 

準備ができた「でく工房のブース」。レポが中心ですが、新製品も…。

 

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開場直前の主催者挨拶と注意事項の説明。

 

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開場されるとこのように一時は、朝のプラットホーム状態。

 

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第1回 多摩シーティング勉強会

桜満開でとても気持ちの良い土曜日でしたが、僕らが呼びかけた勉強会に事前に申し込んだ30名の方が集まってくれました。会場は30名が定員です。

 

第1部は、お二人に基調講演をお願いしました。

 

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二人目が、この方です。

 

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このことを、改めて認識することができました。「動けないこと」が最も大きな問題なのです。僕らは皆、動くもの(動物)なのですね。

 

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そして第2部が事例報告です。

 

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用具屋として、この方が北ヨーロッパの実情を伝えてくれました。

 

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こんな小さな電動車椅子が…。これはずいぶん昔の写真だそうだ。

 

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そして第3部、パネルディスカッション。進行役はメンバーの木之瀬さん。

 

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次回は10月19日。毎年2回開催しますが、定員は30名です。3o名以内でないと、このようなカタチの勉強会はうまくいきません。当面は、シーティングにかかわる専門職(セラピストや用具供給者など)に限定です。次回も同じ会場です。早めにお申し込みください。

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戸村浩さんの個展

世の中には、やっぱり天才がいるのだ! 

 

僕も生の天才と出会うこともある。たとえば、柳先生だし、秋岡芳夫さんだし、バックミンスター・フラーだし、この戸村浩さんだ。

 

明日(11:00~18:00)で終了するが、たぶんご本人に会えるはずだ。

 

しかし会場は分かりにくい。 東京都港区海岸1−15−1 東京パブリッシングハウス

 

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会場の写真は、許可を得て撮影したものです。

 

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柳事務所におられる頃から、こちらはよく知っていました。戸村さんは優れたデザイナーであり、造形作家であり、数学者であることは、十分に知っていたのですが、今回(恥ずかしいことだが)あらためて戸村さんの天才性に驚いたのは、とても上質な詩人だということです。

 

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下は、1970年頃の作品で、ご自身の手作りです。

 

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下は、見る角度で「楕円が円になるし円が楕円になる」ということを示した作品です。

 

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社内勉強会「ユーキトレーディングの製品を知ろう!」

話しが前後しますが、3月30日(土曜日)は社内勉強会でした。

 

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社長の佐野さんとは、創業されたころからの付き合いです。

 

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アームサポートとバックサポートの数字は入っており、座面やフットサポートには、どの程度の荷重がかかるかという設問でした。僕は、すぐに「70%くらいか?いやもう少し少ないな〜。68%!」と答えた。フットサポートの高さで少し変わだろう。

 

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言われてみれば納得だが、僕らの仕事では、あまりこの「振動吸収」は問題になることはなかった。確かに電動車椅子の利用者は、かなりの悪路も、かなりのスピードで走っていますね。

 

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バリライトクッションの特徴がよく示されています。

 

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左は説明用に透明になっていますが、右側が製品で坐ってバルブの線を開けると沈み込む。適度に沈み込んだ時にバルブの蓋をすると、うまいことその方にあった状態のクッションが、その場で出来上がる。

 

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2時間かけて丁寧に説明をしてくれたのは、ユーキトレーディングの営業マンの石井さん。

 

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クッション以外の製品も紹介していただいた。展示会では、ここまでゆっくりお話を聞くことができなかったので、僕も多くの発見があった。ありがとうございました。

 

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