「すわる」ということ― その 骨盤構造
骨盤に注目してみましょう。骨盤こそ立位の要です。四足動物の骨盤は、上肢の肩甲骨とよく似た構造になっています。

四足動物が、立ち上がったわけです。

どんな骨盤が、最適だったのかを、ご自身でイメージしてくださいね!(つづく)

※注  第1ヒント 臼蓋の構造
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「すわる」というこ と― その 立位とは
「上肢を自由にしたかったから、立った」のか、「立てたので、上肢が自由になった」のかは、わかりませんが、人は立位歩行を実現し、上肢を自由に使えるようになりました。

四つ這いのときは、前足だったものが、手になったわけです。

立位の有利さは上肢の自由だけでなく、重力を上手に利用して、重い頭を脊柱の上にバランスよく安定させることに成功しています。

もし、ヒトが四つ這いのままで、頭だけ今の大きさになったとすると、猪よりも大きな首が必要だと言われています。ですから、立てたから脳を大きくすることができたのだ、とも言われ、頭部はもう少し大きくなっても大丈夫という話もあります。

さて、ヒトは立ったことで骨盤の形状を大きく変化させました。内臓のレイアウトも変えました。

脊柱の形も、四足動物とは大いに異なります。四足動物の脊柱は上に凸のアーチ型です。内臓はこのアーチにぶら下げられています。アーチ構造は、犬や猫のように、たくさんの胎児をぶら下げることができます。


「からだにやさしい車椅子のすすめ」三輪書店より

立った脊柱は横から見ると、ゆるやかなダブルS字カーブを描いています。頚部は前弯、胸部は後弯、腰部は前弯、そして脊柱の最後の部分、すなわち仙骨から尾骨にかけては、後弯です。

この構造は、ショック・アブソーバになっています。立ったことで頭は上に位置します。

もし脊柱がまっすぐだったとしたら、足を揃え伸ばしたたままで高い所から飛び降りると、頭は脊柱によって下から突き上げる大きな力に直撃されるはずです。これじゃ、脳はたまったものじゃありません。毎回、脳震盪を起こし、命の問題にもなるでしょう。

このゆるやかなダブルS字カーブは、立って動き回るのに適した合理的な脊柱といえます。また、脊柱を構成している椎骨の間には、椎間板というクッション材があり、これもショックを和らげる役割をしています。(つづく)

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早いもの勝ちだー!
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